鍼灸サロン孔–KOH–の西上孔一朗です。
当院は京都市中京区の京都市役所前駅から徒歩5分のところにあります。
皆様に有益な情報をお届けできるようブログを書いていきますね!
はじめに
早速ですが当院では『首肩痛』『坐骨神経痛』『生理痛』『慢性胃腸炎』に特化した情報をHPにてお伝えしております。
では、なぜこの4つの症例なのか?今回は『慢性胃腸炎』に対する僕の考えと想いをお伝えできればと思います。
皆さんは慢性胃腸炎という病態をご存知でしょうか?
僕自身1年365日の半分は下痢をしていると言っても過言ではないぐらいの体質です。
では、なぜそのような事が起きるのか?
本日お伝えするのは過敏性腸症候群、通称IBSと言われる疾患についてです。
実は去年に事件は起きました・・
2024年秋頃に深夜にて感じたことのないレベルの腹痛で人生初の救急車を呼ばざるを得ない状況に陥りました。
当時の症状は下記の通りです
- 下痢(水様便)
- 腹痛(抉られるような痛み)
- 吐き気
- 意識障害(これは恐らく軽い脱水症状かと)
- 痛みと脱水症状で軽いパニックになり過呼吸
すぐにエコー等で検査していただきましたが結果は問題なし
僕の経験上、1〜2回ほど便が出れば落ち着くのがこれまでのほとんどでしたが、その時は一向に痛みが治まることもなく、途中で意識障害も出現しました。
ドクター曰く、「過敏性腸症候群」だろうと。
こんな痛みでも当てはまるかと驚きました・・・

過敏性腸症候群「IBS」とは?
大腸および小腸に潰瘍や腫瘍などの器質的異常がないにも関わらず、下痢あるいは便秘などの便通異常と腹痛、腹部膨満感などの腹部の症状が出る病気のことです。
原因
精神的ストレスが多く、これまで育ってきた環境から起因する性格問題や社会背景も影響しているのではと、その症状で悩まれている方も多い。
男女比
好発年齢は20〜40歳で男性より女性に多い。
男性は下痢型が多い。女性は便秘型が多い。あるいは下痢と便秘を繰り返す混合型も存在します。

今回の出来事で学んだこと
僕自身人生のほとんどで下痢や腹痛の症状と共に大きくなってきました。
そんな僕だからこそお届けできる対応策をお伝えします
① 冷えた飲み物は控える
冷えた飲み物は強刺激になるので注意が必要です。
もし、どうしても飲みたい場合は一気飲みだけでは避けて飲みましょう。
② 朝起きた時、寝る前のお白湯
これは非常に効果的です!
僕自身、以前もしてはいましたが今回の件があってほぼ毎日欠かさず飲んでいますが確実に頻度が減りました。
③ 自分が苦手な食材を把握する
この苦手というのは下痢や腹痛につながる食材という意味です。
僕の場合は肉の脂です。
どうしても食べたいときはお肉をガッツリ食べる前にサラダなどの食物繊維を気持ち多めに食べてから肉類に手を出すことをオススメします。
④ 腹8分目
これも非常に効果的です!
お腹いっぱい食べたくなりますが負担は大きいですので腹8分目が理想的です。
もちろんこちらもすでに実践しておりかなり効果的です!
上記が僕のオススメ対応策ですね!
全て簡単にできますのでIBSに当てはまると感じる方は是非実践してみてくださいね!
鍼灸に関係する内容は今後たくさん上げていきますのでお楽しみに!
今回は僕の体験談とこれまでの経験上、消化器系の症状で悩まれている方の身持ちはすごく理解できるからこそ当院では「慢性胃腸炎」をHPのメインに掲載しております。
最後にこれだけは覚えて欲しいことを1つお伝えしておきます。
上記の予防方法をしてもとんでもない痛みに襲われる可能性はもちろんあります。
人は痛みが想像以上だとパニックに陥ります。(僕がそうでした)
そんな時は呼吸をゆっくり行なってください。
ゆっくり吸ってゆっくり吐く。
平常時なら簡単にできますが、パニック時は容易ではありません。
実際に運ばれた時に救急隊員の方にその点をずっと言われました。
冷静に呼吸を続けていると不思議と痛みも和らいていきますので覚えておいて損はないですからね!