鍼灸サロン孔‒KOH‒の西上孔一朗です。
当院は京都市中京区の京都市役所前駅から徒歩5分のところにあります。
皆様に有益な情報をお届けできるようブログを書いていきますね!
はじめに
早速ですが当院では『首肩痛』『坐骨神経痛』『生理痛』『慢性胃腸炎』に特化した情報をHPにてお伝えしております。
では、なぜこの4つの症例なのか?
今回は『更年期障害』に対する僕の考えと想いをお伝えできればと思います。
更年期障害とは?
更年期とは、生殖期(性成熟期)と非生殖器(老年期)の間の移行期をいい、卵巣機能が減退し始め、消失するまでの時期に当たり、一般的には閉経前後の5年間の計10年間とされます。
この更年期に現れる様々な症状の中で、器質的疾患に起因しない症状を「更年期症状」
そして、その症状が日常生活に支障をきたす状態を「更年期障害」といいます。
症状や好発年齢の類似性から、甲状腺疾患、うつ病、悪性腫瘍などとの鑑別が必要です。
そもそも閉経とは?
卵巣の活動性が次第に消失し、月経が永久に停止した状態をいいます。
月経がこない状態が1年以上続いた時に1年前を振り返って閉経とする。
日本人の平均閉経年齢は約50.5歳だが個人差が大きく早い人では40歳代前半、遅い人では50歳代後半に閉経を迎えるため更年期の年齢には個人差がある。
意外な症状アンケート結果(日本人限定)
更年期症状で最も多いとされるのは
- 急に顔がほてる(ホットフラッシュ)
- 感情の起伏が激しくなる
- 汗をかきやすい
上記3つになります。
ですが、更年期症状別アンケートを実施してみたところ
- 疲れやすい
- 肩こり、腰痛、手足の痛みがある
- 腰や手足が冷えやすい
これらが上位3症状という結果が出たのです。

「急に顔がほてる」「感情の起伏が激しくなる」「汗をかきやすい」などの自律神経失調症状が多い欧米とは異なり、日本人女性では身体症状が多いみたいですね。
※上記はあくまでアンケート結果です。
ちなみにですが、産婦人科医曰く、更年期障害は「顔の火照り」「大量の汗をかく」の両方の症状が強く出ている状態が多いようです。
どちらか一方だけだとそれはストレスなど他に原因があるケースが多いようです。
更年期障害と鑑別が必要な疾患のご紹介
「これって更年期障害?」
「それとも違う病気なのかな?」
気になる方は下記を参考にしてみてください。
自律神経症状
- ホットフラッシュ(顔面紅潮、のぼせ、火照り)、発汗
- 手足腰の冷え
- 動悸、眩暈、耳鳴りなど
上記症状と鑑別が必要な疾患
- バセドウ病、橋本病(甲状腺機能亢進症or低下症)
- シェーグレン症候群、関節リウマチ(膠原病)
- 心疾患、内分泌疾患、呼吸器疾患など
身体症状
- 運動器症状:肩こり、腰背部痛、関節痛、筋肉痛
- 消化器症状:食欲不振、腹痛、悪心嘔吐、口渇
- 全身症状:易疲労感、全身倦怠感、頭痛
- 皮膚症状:掻痒感、湿疹、乾燥感
上記症状と鑑別が必要な疾患
- 変形性頚椎症、手根管症候群、変形性関節症、関節リウマチ
- 中枢疾患、耳鼻科疾患、全身疾患
- 悪性腫瘍
- 心身症など
精神症状
- 抑うつ気分、焦燥感、頭重感
- 不安感
- 情緒不安定
- 睡眠障害
- 記憶力低下、意欲の低下
上記症状と鑑別が必要な疾患
- 中等度以上のうつ病など
上記はあくまで参考までに。気になる場合は産婦人科へ行きましょう!

西洋医学的アプローチ
もちろん状態によって内容は変わりますが、圧倒的に多い治療法をご紹介します。
ホルモン補充療法:HRT
少量のエストロゲンを補う治療法
火照り、のぼせ、発汗などのホットフラッシュの症状に特に有効のようです。
飲み薬、貼り薬、塗り薬など複数のタイプに分かれます。
産婦人科にて相談してくださいね!
今回は更年期障害についてお話しましたが、あくまで私は鍼灸師です。
更年期障害の症状というのは上記で説明したように生活に支障が出ている状態です。
その場合はまず産婦人科を受診することをお勧めします。
ご自身の現在地を知ることこそが最優先です。
そこから、「薬物療法が合わない」「まだ重症ではないし東洋医学でメンテナンスしてもらおう」などの時は是非いつでもご相談ください!
次回は東洋医学的アプローチのお話をさせていただきます!