鍼灸サロン孔‒KOH‒の西上孔一朗です。
当院は京都市中京区の京都市役所前駅から徒歩5分のところにあります。
皆様に有益な情報をお届けできるようブログを書いていきますね!
はじめに
早速ですが当院では「首肩痛」「坐骨神経痛」「生理痛」「慢性胃腸炎」に特化した情報をHPにてお伝えしております。
では、なぜこの4つの症例なのか?
今回は上記の症状にも効果的なある栄養素についてお話させていただきます
では、この慢性痛に効果的な栄養素とは何か?
それはビタミンDです。
僕自身、この知識を得たのはある内科医の先生のセミナーを受講したのがきっかけです。
そのドクターは日々病院にくる患者さんの症状と向き合う中で栄養素の重要性を研究されていました。
そこで、ビタミンDが慢性痛に非常に強い影響を与えることが分かり、それ以降患者さんに栄養指導を行うことによって過半数の方の症状が軽減したのです。
ビタミンDの役割
- 歯や骨を丈夫にする
カルシウムの吸収を高めて歯や骨を丈夫にすることに繋がります - 腸内環境が改善する
腸内細菌は善玉、悪玉、中間(日和見)の3種で構成されています。
善玉だけを増やすのではなくバランスが重要なのです。
腸活においてビタミンDの役割は4つです。
・腸のバリア機能強化
・炎症の抑制
・細胞の健康維持
・有益な腸内細菌の促進 - 花粉症の改善に繋がります
腸の粘膜を修復しアレルギーを改善してくれる - うつ病にも効果が期待できます。
ビタミンDは腸から分泌するセロトニンを調整してくれます。
日光に当たることでビタミンDは生成するので日光浴は大切ですよ。
ビタミンDが不足している人の特徴もご紹介
- 外出する機会が少ない
- 日焼け対策がすごく多い
- 肌が黒い方です
- 風邪を引きやすくなった
- 下痢をしやすい
- 冬になると気分が落ち込みがちになる
- 鮭、秋刀魚、イワシなどの魚を食べるのは週1回以下
上記に二つでも当てはまる場合はビタミンDが不足しています。
特に②の日焼けの項目ですが、これは時代がそうさせているケースも多いです。
昔は海水浴でサンオイルを塗ったりするなど今では考えられないことですが、その反面現代と昔で大きく差ができたことがります。
それが精神疾患率の増加です。
美容意欲が男女とも高まり続けているこの時代では日光を避ける習慣が当たり前になりつつあります。
日焼けを避ける=ビタミンDが生成されにくいということなのです。
避けたい気持ちは分かりますが、炎天下でもない限り朝日を浴びたりするだけでシミに大きく影響するかと言われると可能性は低いはずです。
この習慣が日本の精神疾患数をあげている要因とも考えられていますので皆さん15~20分の日光浴はするべきですよ!
ビタミンDが多く含まれる食材のご紹介
- エリンギや舞茸などのキノコ類
- 卵(いくら、鶏卵、うずらなど)
- しらす、ちりめんじゃこ、鮭、マグロ、秋刀魚、さば
上記の食事を週2回は必ず食べてくださいね!
鍼灸師として栄養指導も大切だと考えています
慢性痛に対して栄養素の大切さを今回はお伝えしました。
鍼灸はこういった当たり前の習慣を見直すことによってより効果を感じやすくなります。
それはなぜか?
東洋医学とは自然治癒力に働きかけるものだからです。
食事、運動、睡眠のバランスを整えることこそが健康ですからね!