鍼灸サロン孔‒KOH‒の西上孔一朗です。
当院は京都市中京区の京都市役所前駅から徒歩5分のところにあります。
皆様に有益な情報をお届けできるようブログを書いていきますね!
はじめに
腰痛の原因にはさまざまなものがありますが、「分離症」や「すべり症」もその一つです。
若年期のスポーツ障害や、加齢に伴う脊椎の変形などによって引き起こされることがあります。
腰椎分離症とは
背骨の腰の部分(腰椎)にある骨の一部が、繰り返しの外力により骨折や疲労骨折を起こした状態です。
特に10代のスポーツ選手に多く、成長期の骨が柔らかい時期に発症しやすいのが特徴です。
腰椎すべり症とは
腰椎の一部が前方にズレてしまう(滑ってしまう)状態です。
加齢による背骨の変性や、分離症に続発して起こることが多いです。

症状
- 腰やお尻の痛み
- 太ももや足へのしびれやだるさ
- 長時間立っていられない、歩くと症状が出る
- 前かがみになると楽になることが多い
東洋医学の視点
分離症・すべり症に限らず、体の構造的な問題とともに、気血水の流れや内臓の状態も症状に関係しています。
体質や生活習慣に合わせて、症状の背景にある原因を東洋医学的にアプローチします。
当院での鍼灸治療
局所治療
炎症が強い部位には局所の血流を改善するようにアプローチします。
腰部やお尻周辺、足のツボなどを活用します。
全身調整
慢性的な症状や、再発しやすい方には、全身のバランスを整える治療も同時に行います。
日常生活での注意点
- 無理な前屈や反る動作を避ける
- 長時間の同じ姿勢は避け、こまめに体を動かす
- 重いものを持つときは膝を使う
- 冷えに注意し、腰を温める習慣を持つ

まとめ
腰椎分離症・すべり症は放置すると慢性化しやすいため、早めのケアが大切です。
症状が気になる方は、一度ご相談ください。
当院では鍼灸による根本的な体質改善を目指しています。