鍼伮サロン孔‒KOH‒の西上孔一朗です。
当院は京都市中京区の京都市役所前駅から徒歩5分のところにあります。
皆様に有益な情報をお届けできるようブログを書いていきますね!
はじめに
早速ですが当院では『首肩痛』『坐骨神経痛』『生理痛』『慢性胃腸炎』に特化した情報をHPにてお伝えしております。
では、なぜこの4つの症例なのか?
それは当院で施術する疾患として多いからです。
今回は上記の症状ではなく「自律神経系」に対してお話していきます
前回はスラックレールについてお話しましたが今回はまた別のトレーニングのご紹介!
鍼伮×LANDSUPで「動ける体」と「揺るがない心」を。
自律神経と固有感覚を統合する新機軸
「マッサージに行ってもすぐに体が凝る」「運動しているのに、どこか体に安心感がない」……。
その原因は、脳が自分の体の位置を正確に把握できていない「身体地図のぼやけ」にあるかもしれません。
今回は、東洋医学の[鍼伮]と、固有感覚を鍛える[LANDSUP]を組み合わせることで、なぜ心身が劇的に整うのか。ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)の視点から解説します。
1. 鍼伮が「感覚のノイズ」を取り除く
LANDSUPに乗る前に、なぜ鍼伮が有効なのか。それは、鍼伮が「感覚受容器のチューニング」を行うからです。
エビデンスとメカニズム
鍼刺激は、筋膜(ファシア)や筋紡錘にある受容器に働きかけ、脳への異常な痛み信号や緊張(ノイズ)を抑制します。研究では、鍼刺激が体性感覚誘発電位(SEP)を変化させ、脳の感覚処理を最適化することが示唆されています。
ポリヴェーガル理論での意味
過緊張(交感神経の過活動)状態にある筋肉を緩めることは、脳に「今は安全だよ」というサインを送ることに他なりません。これにより、運動学習を受け入れやすい「腹側迷走神経系」が優位な状態へと導かれます。
2. LANDSUPによる「身体地図」の書き換え
鍼伮でノイズが消えた状態で、不安定なボードの上で行う[LANDSUP]を取り入れます。
固有感覚(プロプリオセプション)の強化
LANDSUP特有の「予測不能な揺れ」は、足裏や関節の深部感覚をフル稼働させます。
前庭系と体幹の連動
耳の奥にある「前庭神経」と「体幹筋肉」の連携を強めることで、脳内の身体地図が鮮明になります。
これが整うと、無意識下での姿勢制御がスムーズになり、疲れにくい体へと変化します。
3. なぜ「鍼伮×LANDSUP」が最強の組み合わせなのか?
この2つを組み合わせる最大のメリットは、[「受動的ケア(鍼伮)」]で土台を作り、[「能動的ワーク(LANDSUP)」]で定着させるというサイクルにあります。
【エビデンスの視点】
近年のリハビリテーション医学では、徒手療法単体よりも、「感覚入力を伴う運動療法」を組み合わせた方が、痛みの再発防止や神経可塑性(脳の変化)において有意に高い効果を示すことがわかっています。
4. まとめ:安心感は「足裏」と「軸」から生まれる
ポリヴェーガル理論において、自分を「安全」だと感じるためには、自分の体をしっかりコントロールできているという感覚(自己効力感)が不可欠です。
鍼伮で体をリセットし、LANDSUPで自分の軸を確認する。
このプロセスを繰り返すことで、自律神経は安定し、ストレスに強い「しなやかな心身」が手に入ります。
最後にプチアドバイス
「まずは鍼伮で、長年固まっていた背中や足首を解放しましょう。
その直後にLANDSUPに乗ると、驚くほど足裏が地面を捉える感覚(グラウンディング)が変わるはずです。」